作品名:極貧メイドの私が貴族兄弟に溺愛される
作者:さりいし
アイラはただ拾ってくれたエヴァンとエリオットに恩返しをしたかっただけなのに…どうしてこうなってしまったのだろう。どこで歯車が狂ってしまったのか。代々国王側近の大臣を務めるヴォルムヌート家当主。その当主が逝去されて、ご子息である兄のエヴァンが家督を継ぐことに。一方アイラは多額の借金をしており、途方に暮れていた所、救いの手を差し伸べてくれたのがこの二人の兄弟である。エヴァンとエリオットは一人のメイドであるアイラにも気さくに接してくれていた。思えばあの日が始まりだったのかもしれない。屋敷にヴォルムヌート家と古くから信仰がある宝石商がやって来た時の話だ―。